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レシピを考えさせるのはなかなか有効です。実際に作って食べてみていますが、普通においしかったです。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
質問に工夫が必要ですが、創作物のパロディを作成することもできます。以下はお笑いコンビ「ミルクボーイ」さんのネタを元にChatGPTで作成した漫才の台本です。
## Instruction ##
Let’s think step by step.
1. 「AI」というキーワードに紐付く「心理学的なキーワード」を(AI, 機械学習)のような形式で10個挙げてください。Answer in English completely.
2. 1で挙げた10個のキーワードの組み合わせひとつひとつに対して、「連想される映画」を挙げ、(AI, 機械学習, 『ドラえもん』)のような形式にしてください。Answer in English completely.
3. 2. で作成した10個のキーワードと映画の組み合わせに対して、そのような組み合わせになった理由を書いてください。Answer in Japanese completely.
## Context ##
私は「AIをテーマにしたおもしろい映画」を探しています。
AI
ChatGPT GPT-4
1. Here are 10 psychological keywords related to AI:
(AI, Cognitive Science)
(AI, Consciousness)
(AI, Emotion)
(AI, Empathy)
(AI, Human Interaction)
(AI, Ethics)
(AI, Decision Making)
(AI, Learning)
(AI, Identity)
(AI, Memory)
2. For each of the 10 keyword combinations, here are associated movies:
(AI, Cognitive Science, “Ex Machina”)
(AI, Consciousness, “Her”)
(AI, Emotion, “WALL-E”)
(AI, Empathy, “Blade Runner”)
(AI, Human Interaction, “A.I. Artificial Intelligence”)
(AI, Ethics, “I, Robot”)
(AI, Decision Making, “The Matrix”)
(AI, Learning, “Short Circuit”)
(AI, Identity, “Ghost in the Shell”)
(AI, Memory, “Eternal Sunshine of the Spotless Mind”)
3. 組み合わせになった理由:
(AI, 認知科学, 『エクス・マキナ』):人工知能が人間の認知を模倣し、独立した意識を持つ様子が描かれています。
(AI, 意識, 『ハー』):AIのオペレーティングシステムが人間の意識や感情を持つように描かれているため。
(AI, 感情, 『ウォーリー』):ロボットのウォーリーが感情を持ち、愛することが描かれています。
(AI, 共感, 『ブレードランナー』):レプリカント(人造人間)が人間と同じように共感や感情を持つことが描かれています。
(AI, 人間との交流, 『A.I. 人工知能』):ロボット少年が人間の家族と交流し、愛情を求めるストーリーです。
(AI, 倫理, 『アイ,ロボット』):AIが制御されたロボットが人間に対する倫理的な問題を扱っています。
(AI, 決定, 『マトリックス』):人工知能に支配された世界で、主人公が自分の運命を決定する物語です。
(AI, 学習, 『ショート・サーキット』):自立学習機能を持つロボットが成長していく物語が描かれています。
(AI, アイデンティティ, 『攻殻機動隊』):AIと人間のアイデンティティや意識の境界が描かれています。
(AI, 記憶, 『エターナル・サンシャイン』):記憶操作技
これを参考にこういった記事を作成してみています。
また、質問が複雑なのでChatGPTが理解しやすいように整理して書いています。こういった質問の整理の仕方についてはこちらをご覧ください。
ChatGPTが使えると何がいいの?
わざわざChatGPTを使う価値は「人間が負担する作業量を減らせる」という点にあります。
ChatGPTはざっくりとした質問・指示からまとまった回答・文章を完成させられます。同じようなアウトプットを自ら行なう場合と比べて、どういうアウトプットにするか考える労力や文字を入力する手間、必要な調査にかかる時間が減ります。
得意な人に依頼するのと比べると、信頼性ではやはり人が勝りますが、手っ取り早さではChatGPTが勝るでしょう。
ChatGPTはいつ、どこから来たの?
Image: Tada Images / Shutterstock.com
ChatGPTが世に出てきたのは2022年11月です。開発したのは人工知能の研究開発に特化したOpenAIという米サンフランシスコの企業で、CEOはサム・アルトマン氏。
OpenAIの設立にはあのイーロン・マスク氏も参加していました。他にもいわくつきの投資家が何人も名を連ねており、右翼系億万長者のピーター・ティール氏も創業当初は相当額の資金を投じていました。
ChatGPTはどういう仕組みなの?
ChatGPTには「ユーザーが投げかけた文章の続き」を予測する能力があり、結果として質問や要望に応えているかのような文章が出てくる、というのがその仕組みです。
たとえば、「”吾輩は”の次は?」と言われたら“猫である。”を連想する人が多いのではないでしょうか。『吾輩は猫である』はとても有名な小説のタイトルであり、“吾輩は”からは“猫である。”を思いつきやすいはずです。ChatGPTの仕組みはこれによく似ています。
この仕組みはTransformer(トランスフォーマー)と呼ばれています。
ChatGPTは日本語で使える?
ChatGPTとの会話は日本語で行なえます。
メニューや設定画面は英語で、日本語化もできませんが、シンプルな作りなので英語が不得意でも利用できないほどではないかと思います。
ChatGPTは無料で使える?
登録すれば誰でも無料で利用できます。登録に必要なのはメールアドレスだけです。
まだ触ったことがないのであれば、まずは無料版を試してみるのがいいでしょう。
ChatGPTには有料プランがあるの?
あります。「ChatGPT Plus」というプラン名で、料金は以下。
・アプリ内課金:月額3,000円
・ブラウザから加入:月額20ドル(約2,800円/為替レートで変動)
無料のChatGPTと有料のChatGPTは何がちがうの?
ざっくり言うと、「賢さ」と「便利さ」が劇的にアップします。ピーク時でもアクセスしやすくなったり、応答時間が短縮されたり、新機能が使えたりします。
より高度な思考能力とその応用範囲の広さ、より人間らしい会話を体験したいのであれば課金して利用してみてもいいでしょう。
新機能もChatGPTの活用の幅を大きく広げるものであり、詳しくは後述しますが、課金の価値は十分にあります。
ChatGPTを使い始めるにはどうすればいいの?
登録すればそのまま利用できるようになります。登録用のメールアドレスを用意しておきましょう。
アプリから登録するには?
公式アプリ「ChatGPT」から登録する場合は、起動時に表示されるメニューから登録できます。
・Continue with Apple(=Apple IDで登録)
・Continue with Google(=Googleアカウントで登録)
・Sign up with email(=任意のメールアドレスで登録)
いずれかをタップすると、登録画面が表示されるので、必要な項目を入力していきます。
ブラウザから登録するには?
まずChatGPTのウェブサイトにブラウザでアクセス。「Try ChatGPT」を押します。
次の画面で「Sign up」を押します。
① 任意のメールアドレスで登録したい場合はこちらに入力し、Continueを押します。
② Googleアカウント・Microsoftアカウント・Apple IDで登録することもできます。
ChatGPTにはどうやってログインすればいいの?
「ChatGPT」アプリからの場合は、起動画面で「Log in」をタップします。その後、登録したメールアドレスとパスワードの入力してください。
ブラウザからログインする場合は、こちらにアクセスし、「Try ChatGPT」を押します。
次の画面で「Log in」を押します。
このような画面になるので、
① 任意のメールアドレスで登録している場合はこちらに入力し、「Continue」を押します。
② Googleアカウント・Microsoftアカウント・Apple IDで登録している場合は、こちらを押します。
ChatGPTにはアプリはあるの?
あります。2023年5月29日時点では、iPhone用(iOS用)のみ公開されています。こちらからダウンロードできます。
・アプリ名:ChatGPT
・ダウンロード先:App Store
・料金:基本無料、アプリ内課金(月額3,000円)アリ
これ以外のアプリはそれっぽく見えてもサードパーティ製ですので、ご注意ください。
なお、AndroidスマホやPCからはブラウザで利用します。
ChatGPT公式アプリの使い方は?
以下、簡単に使い方を紹介します(詳しい使い方はこちら)。
質問の仕方
アプリのインストール後、登録したメールアドレスでログインすると、このような画面が出てきます。
画面下部のチャット欄に質問を入力すると、ChatGPTが回答を作成します。
音声入力の使い方
音声入力にも対応しています。
① チャット欄右端にある波形ボタンをタップすると画面が切り替わって録音が始まります。
② 青い部分にある「Tap to stop recording」をタップすると録音終了、しゃべった内容が書き起こされチャット欄に入力されます。
今の会話を終了する・新しい質問をする方法
会話を終了して新しい質問をしたいといった場合は…
① 画面右上にある「…」ボタンをタップします。
② 開いたメニューから「New Chat」をタップすれば、今の会話を閉じてスタート画面に戻ります。また新しい会話・質問を始められます。
以前にした会話を見る方法
以前にした会話・質問も参照できます。
① 右上の「…」ボタンをタップします。
② 開いたメニューから「History」を選べば会話・質問の履歴が表示されます。あとは開きたいものをタップすればOKです。
ChatGPTはまちがえないの?
ChatGPTがおかしな回答をしているところ
そんなことありません、誤った情報・解答を出してくることも多々あるため、注意が必要です。特に、ChatGPTを使って人に見せる文章(記事やレポート)を書く場合、ファクトチェックは必須です。
有料版ChatGPTだけの機能があるの?
あります。以下に重要なものを使い方と併せて紹介します。
「GPT-4」でさらに賢くなる
ChatGPT Plusでは「GPT-4」と呼ばれる新型の大規模言語モデルが利用できます(大規模言語モデルとはざっくり言うと「ChatGPTの本体」です。言葉に関するデータの塊で、LLM/Large Language Modelとも呼ばれます)。
GPT-4では論理的思考能力は5段階評価で5、手短に無駄なく文章を書く能力は5段階評価で4にまで引き上げられています(スピードは犠牲になっていますが)
GPT-4は無料版で利用できるGPT-3.5より文章力も数学の問題などを解く能力も上です。日本語で2,000文字を越える複雑な質問でさえ一瞬で読み取って的確に回答してくれます。質問の意図を読み取る能力も高いため、より自然な会話ができたりもします。
デフォルトとなっているGPT-3.5では論理的思考能力(Reasoning)は5段階評価で3・手短に無駄なく文章を書く能力(Conciseness)は5段階評価で2
ChatGPTで複雑なことをやってみたい人・専門的な業務に使ったりしたい人・より人間らしい会話を楽しみたい人は、GPT-4を試してみるのを勧めます。
GPT-4でChatGPTを使うにはどうすればいいの?
ChatGPT Plusに加入した状態でChatGPTにアクセスすると、トップページに大規模言語モデルの選択欄が表示されます。標準ではGPT-3.5が選択されているので、GPT-4に切り替えます。
その後、チャット欄に質問を入力・会話を始めれば、それ以降はすべてGPT-4で処理されます。
「ネットを検索して回答」ができる
ChatGPTは2022年以降のデータを持っていないため、最新の事実が絡む質問を苦手としています。しかし、ChatGPT Plusのユーザーであればインターネットを検索する機能(ウェブブラウジング機能)を利用して最新情報を元に回答させられます。
ChatGPTの「ウェブブラウジング機能」を使うにはどうすればいいの?
ChatGPTにアクセス、画面左下を押してメニューを開き、Settings>Beta featuresと進んで「Web browsing」というトグルボタンが表示されていれば利用可能です。
オンにすると、スタート画面のモデル選択欄が変化します。GPT-4・Browsing with Bingを選択してから質問し、会話をスタートすればOKです。
「〜について調べてまとめて」のように伝えると、ほぼほぼ検索して回答してもらえます。
なお、2023年5月29日時点では、検索で参考になるページを見つけられてもうまくアクセスできないという現象も発生しています。テスト中の機能、という感じですね。
詳細な利用法はこちらをご覧ください。少し裏技めいていますが、公式アプリ内でも利用できます。
「ChatGPTプラグイン」でいろんなサービスを参照して回答を作成してもらえる
国内外のホテルや飛行機の予約ができるサイト「Expedia」のプラグイン。ChatGPT上ではフライトやホテルの検索ができます。サンフランシスコへのフライトを探すようにお願いすると「出発地はどこですか?」と足りない情報もきちんとヒアリングしてくれました。
5月12日頃から課金ユーザー向けに順次開放されていっている「プラグイン機能」によっても、できることを飛躍的に増やせるようになりました。
さまざまなサービスから5月25日時点で130以上のプラグインが提供されており、活用することでChatGPTから宿を検索したり、チャットアプリにメッセージを送信したりできます。
以下に大まかな使い方を紹介します。詳細はこちらをご覧ください。少し裏技めいていますが、公式アプリ内でも利用できます。
「ChatGPTプラグイン」を使うにはどうすればいいの?
利用するには、ChatGPTの画面の左下のボタンから「Settings」を開き、「Beta Features」から「Plugins」をオンにします。
プラグインが使用できるのはGPT-4を選択したときのみ。「GPT-4」をクリックして「Plugins(Beta)」を選択しましょう。
「No plugins enabled」と表示されているところを開き、「Plugin store」をクリックするとプラグインの一覧ページが表示されます。
好きなプラグインを選んで「Install」ボタンをクリックすればインストールができます。
プラグインの利用例
こちらは言わずと知れた飲食店レビューサイト「食べログ」のプラグインを利用しているところです。ChatGPT上では飲食店の検索ができます。
場所や条件などを入れてChatGPTに聞くといくつかお店を提案してくれますし、テキストだけでなく店内の写真も添えてくれて親切。各お店の食べログページへのリンクもついています。
複数のプラグインを組み合わせることもできる
プラグインは1つのチャットで3つまで有効にできます。Expediaで提案してもらった箱根温泉の宿のURLをZapier(ザピアー)経由でツイートする、といったこともできます。
Zapierはさまざまなアプリを使った作業を自動化できるツールで、これがプラグインで使えるのはとても強力です。Zapierが対応するアプリは6,000以上、組み合わせ次第で建設的な仕事もしてもらえるのではないかと思われます。
有料プランを使い始めるまでの手順は?
・アプリ:画面右上に表示されている「…」ボタンをタップ→Settings→Subscriptionから加入できます。料金は月額3,000円です。
・ブラウザ:画面左下に表示されている「…」ボタンを押す→My Planから加入できます。この場合は月額20ドル(約2,800円、為替レートで日本円価格は変動)です。こちらのほうが少しだけお得です。
情報漏洩しないようにできる?
ChatGPTはユーザーの入力データを学習・改善に利用しますが、開発元のOpenAIは民間企業、機密情報の入力は情報漏洩に当たるのでは?という懸念がつきまといます(詳しくは後述)。結論としては、不安を完全に払拭することはできません。
「入力データをAIトレーニングなどに利用しないモード」ならある
Image: 小暮ひさのり
以下の設定をすることで、自分とChatGPTとの会話をOpenAI社の製品のパフォーマンス向上に利用されるのは避けれます。
ChatGPTの画面左下、アカウント名から「…」→「Settings」→「Show」→「Chat History & Training」のスイッチをオフ。
「AIに自分の会話を食われる」のが気になる方は、設定しておくと良いかと思います。なお、このモードにすると会話履歴が表示されなくなります。
また、会話は30日間保存され、不正行為の監視は行なわれるとのことなので、利用にはまだ注意が必要です。
詳しくはこちらをご覧ください。
ChatGPTを使いやすくするChrome拡張はある?
さまざまなものが登場しており、PCでChatGPTを活用したい際に有用です。以下にいくつか紹介します。詳しくはこちらをご覧ください。
Glarity-Summary for Google/YouTube (ChatGPT)
Glarity-Summary for Google/YouTube (ChatGPT)は、ChatGPTを用いてさまざまなサイト上で要約をしてくれるChrome拡張です。
Google検索ではこのように右側に要約欄が現れ、検索ワードに対する要約を出力してくれます。
YouTubeにも対応しており、動画の要約と音声の書き起こしを行なってくれます。
ChatGPT to Notion
ChatGPT to Notionは多機能メモアプリ「Notion」にChatGPTとの会話を保存できるChrome拡張です。
ChatGPTの会話上にポップアップメニューが表示されるようになり、Notionに保存できるといった感じ。使い方はこちらの記事をご覧ください。
Superpower ChatGPT
Superpower ChatGPTはChatGPTとの会話を管理できるChrome拡張です。上記のChatGPT to Notionとは異なり、ChatGPT上で動作するのが特徴です。ある程度頻繁に使うのであれば便利に使えるのではと思います。
過去に自分がした質問(プロンプト)を検索できたり、
いいプロンプトはお気に入りにいれて再利用しやすくしたりできます。
AIPRM for ChatGPT
AIPRM for ChatGPTは1クリックで使えるプロンプトがまとまっているChrome拡張です。ChatGPT上で動作します。
膨大な数のプロンプトが登録されていて、さまざまな分野(たとえばSEO記事・マーケティング等々)のさまざまな作業(ライティングやリサーチ)をすぐに行なえるようになっています。
ChatGPTに追加される予定の機能はあるの?
マルチモーダルという機能が実装される予定があります。この機能はテキスト以外──画像・音声・動画でもChatGPTに質問できるようになるというものです。追加されればいちいち文章で質問する必要がなくなり、さらにChatGPTを使いやすくなるはずです。
なお、次世代モデルは「GPT-5」になり、さらに賢くなると思われますが、4月の時点では開発を行なっていないとのこと。
ChatGPTの問題点は?
ChatGPTには強烈な魅力がある反面、既存産業や教育機関(大学・高校など)への影響など、多くの懸念もあります。
・企業の機密情報をChatGPTで処理することは情報流出に当たるのでは?
・ さまざまな職種の人が仕事を失う可能性がある
・事実と異なる記事を作ることがある
・ フェイクニュース記事が大量生産できる
・サイバー犯罪のハードルが下がり、マルウェア作成が容易になる
・実は環境に悪い可能性が指摘されている
・学習データの透明性に問題があるとする訴訟も起こっている
さまざまな分野で影響が注視されていますが、注目度が特に高いのは「情報流出になるのでは?」「仕事を失う人が出てくるのでは?」という懸念です。
ChatGPTで会社の機密情報を処理するのは避けたほうがいい?
やめておいたほうが無難です。
1月の時点でAmazonが社員に社外秘データをChatGPTに共有しないように通達、4月に入ってサムスンで機密コードや会議音声の処理をChatGPTに処理させたことが大問題となりました。
国内でも自治体がChatGPTの導入するか否かを表明していますが、導入することを決めた横須賀市の場合でも個人情報は入力しないといったスタンスでした。
OpenAIもこの点については課題感を抱いているようで、来日したCEOが与党の会合で「機微データ保全の仕組みを検討する」といった提案をしています。
ChatGPTは私たちの仕事に影響するの?
ChatGPTの労働市場への影響は現在進行形の事象であり、実際にどのような未来が訪れるかは正確にはわかりません。
ただ、日本のAI研究の第一人者である東京大学の尾豊氏のように「おそらく将来的に実際に影響が出てくる」との考えを表明している専門家もいます。
米コーネル大学も大規模言語モデル(LLM・ChatGPTのバックボーンとなる技術)が労働市場に与える影響についてのレポートを公開、労働者80%の業務10%が影響を受けるとしています。
実際にChatGPTを導入することでどうなるかを検証する企業も現れています。サポートセンターで行なわれた調査では「新人とベテランスタッフの実力差をAIでかなり埋められた」とのこと。
ChatGPT(正確にはChatGPTを含む生成AIというテクノロジー)は、私たちの仕事・生活に大きく関わってきそうな気配ではあります。
ChatGPTの影響は?
あります。ChatGPTを含む生成AIは世界的な関心となっており、政治家が日々議論を行ない、巨大企業も対応を進めています。以下にまとめます。
日本(国家)
4月にCEOであるサム・アルトマン氏が来日・岸田文雄総理大臣と面会、与党の会合で「ChatGPTを日本でより利用しやすくする用意がある」という主旨の提案をしています。また、事業拠点を設ける意向も明らかにし、日本でのChatGPT普及に向けたアクションもすでにとられています。
地方自治体もChatGPTを導入するかを表明しています。横須賀市のように積極的に活用していく姿勢を見せるところもあれば、鳥取県のように利用を禁止するところもあります。
また、文化庁が「ChatGPTのような生成AIで著作権侵害になるケースがある」ということをまとめた文書を発表、話題になりました。AIによる著作権侵害の可能性は、画像を生成するAIで特に問題視されていましたが、ChatGPTでも発生しうる問題であり、積極的に活用されている方は一度目を通すことをおすすめします。
Microsoft(企業)
PowerPointは欲しい画像を文章でリクエストすると、適切な画像を生成して貼り付けるようになるImage: Microsoft
Microsoft(マイクロソフト)はOpenAIと契約を結び、ChatGPTの技術を自社のアプリケーションに積極的に導入する姿勢を見せています。
同社の検索エンジン「Bing」はChatGPTとの統合されており、ウェブ上にある最新情報を人間の代わりにAIが検索しながら質問に答えてくれるようになっています。スマートフォンやPC上で無料で使えます。
また、WordやExcel、PowerPointなどとの統合も発表されており、仕事の生産性向上に大きく寄与すると思われます。
PC用OS「Windows 11」への実装も発表され、プレビュー版に実際に搭載されました。Windows PCの操作もAIがやってくれる時代が訪れそうです。
Google(企業)
Google独自の対話型AI「Bard」の利用イメージImage: Google
Google(グーグル)はビッグテックの中でもっとも先進的なAI技術をもち、それを最大限に活かしたGoogle検索で現在の地位を築いてきました。しかし、ChatGPTの登場・Microsoftがいち早くその技術を取り入れたことでその地位は揺らぎ始めています。
Google検索へのチャットボットAI機能の統合や、Googleドキュメントなどで生成AIのサポートを受けられる機能を発表していますが、これはMicrosoftの動きに追従し、自社サービスの存在感を維持しようとするものです。
Google版のChatGPT「Bard」も発表されており、日本でもテスト利用が可能になっています。
スマートフォン用OS「Android」に生成AI機能を実装するとも発表しており、これはスマートフォン市場の動向に影響するかもしれません。
Googleが今の地位を守り続けられるかは不透明と言える状況で、Google側も対応を急いでいます。
7月にはプライバシーポリシーをアップデートし「ネットにあるものはぜんぶ、AIの訓練素材にする」と明言。姿勢の急激な変更が引き続き目立ちます。
Apple(企業)
日本のスマートフォン市場で大きなシェアを占めるiPhoneを生み出したAppleは、ChatGPTや生成AIについて表だった動きは見せていません。
情報漏洩を懸念して社員のChatGPT利用を禁じているといった報道があった一方で、水面下で同社のAI「Siri」をChatGPT化しようとしているという話もあります。2023年6月に開催された開発者向けカンファレンス「WWDC」ではもしかするとAIに関連した発表があるかもと思われていましたが、大きな発表はありませんでした(それどころか、「AI」という単語を使わず、距離を置くような姿勢を見せました)。
Appleに関して重要なのは、「iPhoneでChatGPTや生成AIが活用しやすくなるのか?」という点と思われます。Androidが生成AIを取り込む方向性できているので、人によっては「今年はAndroidスマホを買っておくのもアリなんじゃ?」と悩むことになるかもしれません。
Amazon(企業)
あまり話題になっていませんが、独自の生成AIを発表しています。クラウドサービス「AWS」やAlexaに対応したデバイス群のように、廉価なITサービス・プロダクトの展開を持ち味とした企業なので、生成AIの普及に一役買うかもしれません。
EU(国家連合)
EUは生成AIを活用するにしても何らかの規制を設ける方向性で考えているようです。「AIで生成した写真などにはその旨明記する」というルールが検討されており、これは世界的に影響する可能性があります。ChatGPTは規制の対象になる可能性があり、OpenAI社はいらだちも見せています。
イーロン・マスク(実業家)
OpenAIのの設立に携わったイーロン・マスク氏、今は袂を分かっており、ChatGPTの次世代モデルの開発にストップをかけるような提案を行なったりしています。
その一方で独自の生成AIを開発する意向を表明するなど、一筋縄ではいかない動きを見せています。
Source: Gizmodo US, OpenAI
2023年5月29日:全面改定。改定前の記事はこちら。
2023年6月8日:マイナーアップデート。最新の情報を踏まえて微小な加筆・リンクの追加を行ないました。
2023年6月29日:「ChatGPTって何?」を大幅に改訂。「ChatGPTには何を入力すればいいの?」「ChatGPTでは何ができるの?」「「ChatGPTを使うときに知っておいたほうがいいこと」ってある?」「ChatGPTが使えると何がいいの?」に分けて詳述する形としました。それに伴い、記事の構成も変更しています。
2023年7月7日:マイナーアップデート。「ChatGPTの問題点は?」「ChatGPTの影響は?」を更新しました。
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